進化（霊的成長、神格化に向かうこと）を理解するために“その十” 「神に近付こうとする」際における“それぞれの役目”、今後＝アセンション後に多くの人をいざなう使命を背負っている場合
先回の「「神に近付こうとする」際における“それぞれの役目”、霊的成長度がある程度高い場合」よりも、その人が表題の「今後＝アセンション後に多くの人をいざなう使命」があると、その人生において平均的地球人のそれとはかなり異なるものとなる。
それはその人生において当人が様々な体験をして、平均的地球人より高い認識（悟り、幸取＝さとり）を得なくてはならない、平均的地球人より高い霊的成長度にならなければならない。
そうならなくては「多くの人をいざなう使命」を“上”から託される人間ではない。 よって“上”はその当人に平均的地球人よりも様々なことを体験させ得るものである。
またその体験は先回述べたように
「神に近付く人生、ということを考えていく。 そういう人間は、当然のことながら物の見方も違う、心（靈）の動きも自分を律するものとなる、物事に“真偽”を見出し、目前の事象に“ほんとう”を求め、また自分の心（靈）の動きと行動（現津（あきつ）、観察され得る事象に対する思惑の顕現）にもそれを当てはめていくものである」
こうなっていくものである。
そこで解りやすい事柄として……
幾度も述べているように平均的地球人の霊的成長度、いわゆる自我の確立＝固定化の段階に於いて“われよし”“自己奉仕者”“自分に対する愛（炁）しか発現していない人”と称される心（靈）の動きとそれ由来の行動（現津（あきつ）、観察され得る事象に対する思惑の顕現）をしている人間は、たった今起きている奪い合いとだましあいを続ける者であり、そういった人間はローム太霊講話集第二話の
“何とかしてこの地球を、凡ての人間が不幸から救われて愉快にたのしく暮らせる楽土にしたいという、神自身の本当の気持ち”
これの“神自身の本当の気持ち”が理解しえないので、自分の損得しか考えていないものである。
そういった人間は“力”（力、知恵、知識…学問…能力、そして霊能力を含む）を自分の利益のためにしか使わない、また有難そうなものにあやかりそれを利用して金を儲けたりする“役員づら”（形骸の宗教や、アセンションや霊的成長に対し、甘い夢を見させ偽の情報を流すたぐいの人たち…それは悪魔の傀儡（かいらい、くぐつ）となり、たった今の多くの宗教関係者やスピリチュアルを謳っている人間やアセンションを商売に利用している人間はこれに該当するものである。
そこに神と人間の関係の“真偽”は無い。
また人間がどう生きていくか、どう在るべきかを説く資質も無い。
よってその人たちの息吹（自分の心（靈）が吹く、発振、発信）は一切の事象を腐らせており、真実＝真固止の無い世界を自分たちの息吹において“創造”しているものである。
また“役員づら”の所業として、人間の霊的成長に至る“道”（時間の進行）“理（ミチ）”（法則性）を勝手に書き換えており、その“真偽”を見出せない人間から金を巻き上げる手法がまかり通っているので、多くの人間は人間が神に近付くべく存在であるとか、そのための自分の在り方とかを全く知らないでいる。 そして神や仏、また天皇の概念も薄っぺらくなっており、いうなれば偽物になっており、これ事態が一般常識や既成概念となっているので、増々人間は自分たちがどうしたら進化（霊的成長、神格化に向かうこと）を果たせるのかも知らず、大体これらの“真偽”事態を考えたこともない人間が大多数であるのが現状である。
そこで、上記のことを容認しえない、これらの腐りきった現状を変えていかねばならない、と思う。
そう思うこと事態が“上”の通信であり、そういった通信を受けていること事態が、人間に対する神の介入である。
その「神の介入」は「今後＝アセンション後に多くの人をいざなう使命」これを実行し得る人間を輩出するものである。
その具体的な事柄として…
“われよし”“自己奉仕者”“自分に対する愛（炁）しか発現していない人”と“役員づら”を低い霊的成長度の者ということを説かねばならず、どうしたら人間が進化（霊的成長、神格化に向かうこと）をするようになっていくのか、これも説かねばならない。
よって、その使命を背負った者は、先に述べたように「人生において平均的地球人のそれとはかなり異なる」のであり、“われよし”“自己奉仕者”“自分に対する愛（炁）しか発現していない人”と“役員づら”に相対し、まっとうな人間としての生き方を示さなければならない。 またこれ事態がその当人の霊的成長度を高めていくことにもなり得るし、この「まっとうな人間としての生き方」を自分に課すために、その認識（悟り、幸取＝さとり）を得るために“上”（人（日止、霊止）の霊的成長を望む存在）はその人に様々な体験をさせることをする、それは人間の心（靈）の動きの高い低い、これを判らせ、その実相を理解させるためであるので、“われよし”“自己奉仕者”“自分に対する愛（炁）しか発現していない人”と相対する自分において、人間関係に悩み、ある時は騙されある時は奪われ…なぜ自分はこんな目に遭わなければならないのか…というようなことを幾度も思うような体験をさせ得るものである。
また“役員づら”に相対することとして、神や霊、オーラとは何か、さらに、現状、たった今の事象が腐っている理由は恨みの連鎖の霊的干渉によるものであること、これらを説かねばならない。
そして進化（霊的成長、神格化に向かうこと）のための“行”を示していかねばならない。
また今後＝アセンション後に移行しうる心（靈）の資質をとかねばならない。
もうひとつ、それぞれが現実と認識している、現津（あきつ）、観察され得る事象というものは、“創造”の“主（ヌシ）”を含む一切の個の心（靈）が“観察と認識”しているものであることを説かねばならない。 それは個の心（靈）の息吹（自分の心（靈）が吹く、発振、発信）によるものであるので、霊的成長度の低い個の心（靈）の息吹では冒頭で指摘したように真実＝真固止の無い事象となる。
この「真実＝真固止の無い事象」に対し、現津（あきつ）、観察され得る事象を神の思惑に沿ったものとするために、様々なことを説いていき、多くの人の認識の変容を求め、進化（霊的成長、神格化に向かうこと）のための“行”、なぜ“行”を行なうのか、自分の心（靈）が育つとは何か、これらを示す、これ事態が各々の個の心（靈）の息吹の変容となる。 これを目論むことが「今後＝アセンション後に多くの人をいざなう使命」であると言い得るものである。
そこで、この文章を作成している児玉登自身の私的なことを含む例をあげるならば、著書の＜１＞ローム太霊との出会い で述べたことですが、18歳の誕生日を迎えたその時にまず水死体の霊が見え、次に自分の指から発せられるオーラが見え、そしてそこに同席していた人の憑き物やオーラが見え、それから様々な霊的存在を観察し、考え、それから一か月余り、太陽凝視を教えてくれたKさんがアタシの能力の話を聞いて
「自分は太陽凝視を行なっている、それで“行”というものは必ずその人のオーラに現われるはずである。 これまで幾人かの霊能力者に遭って観測もしてもらったことがある。 それでぜひ君にも自分のオーラを観測してもらいたいと思って訪ねてきた」
という旨のことを言われ、観測の結果、太陽凝視の成果というべきオーラの大きさ、そして色、普通の人とは違うものであることをアタシ自身が判り、そしてクンダリーニの白光というものを見た。
さらにその後、太陽凝視を教えてくれたKさんに誘われてS会＝紫光会の主護霊会に参加するようになった。
また太陽凝視を行なうようになった。
これらに於いて神や霊の実相というものをある程度理解した。
そして47年余りの人生に於いて、多くの右往左往＝やってみてから失敗を体験し、左往右往＝失敗を体験し、それを教訓として“力”の顕現（砌（みぎり）の行）をする、ということを繰り返し体験して、人間の心（靈）の“上”と“下”を判り、そして、人間の存在とはなにか、その存在の意義は何か、生きている間に何を為していくべきなのか、これらを考え、そこで得られた認識（悟り、幸取＝さとり）を文章とし、縁のある人にそれを伝えようとしている。
また、オーラが肉体の円形粒子加速器の構造によるものであることに気づいた。 それは“上”（宇宙の中心と太陽）からの荷電粒子の振動、天意を増幅して発振、発信する、またそれは、個の心（靈）の霊的成長度が高まれば、それに相対する高い振動の取り込みとなり、これ事態が神に近付くことなのであることもある程度理解した。
そしてそのオーラの発振、発信は、息吹（自分の心（靈）が吹く、発振、発信）の現れであり、息吹によって現津（あきつ）、観察され得る事象の“創造”をしているのがそれぞれの人間、それぞれの個の心（靈）であることを説く、説かねばならないと思う。
これらが、アタシ自身のここまでの活動の理由と根拠となっているものであることを付け加えさせていただきます。
