太陽凝視を行っている鍼灸師の話 “総括編”

初めての方は、序文 https://tuyukusanotuyu.hatenablog.jp/entry/2016/10/03/185019 からお読みください。

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

自凝(おのころ)の強化 “その十” “臓腑”の発現

先回取り上げた脊索から脊椎への進化、これは骨量の増大による縦の磁束の強化でもあるのですが、骨の発生が観られない(“その七”で取りあげた)下等な左右相称動物は内臓の発達が未熟です。 具体的には、下等な左右相称動物は循環器官や呼吸器官の発達が観られ…

自凝(おのころ)の強化 “その九” 脊索から脊椎の進化

先回取り上げたナメクジウオは、脊索が骨になっていない進化過程の生物です。 ちなみにナメクジウオについてはこちらのサイトが解りやすいです。 ナメクジウオ[せとうちネット] ナメクジウオから進化すると、脊索は脊椎(骨)となり、また脊髄(脊椎動物のも…

自凝(おのころ)の強化 “その八” 脊索から脊椎

先回取り上げた下等な左右相称動物(扁形動物・プラナリアのような三胚葉動物)、そして環形動物(ミミズ、ヒル、ゴカイ君たち)は、外見が縦長の生物です。 生物一個体が縦長であるということは、肉体を構成する生体物質が電荷をもっていることにより、縦長…

自凝(おのころ)の強化 “その七” 下等な左右相称動物

単細胞生物からある程度進化すると、下等な左右相称動物が登場します。 ※ 用語解説 左右相称動物とは(さゆうそうしょうどうぶつ、Bilateria)は、海綿動物と刺胞動物を除く大部分の後生動物からなる動物の分類群である。 大部分の種類は、体が3つの胚葉(内…

自凝(おのころ)の強化 “その六” 器官の発現

ネットで検索すると、器官の定義は以下のように述べられています。 類似の細胞が集って同じような働きをしているとき,これを組織といい,この組織が集って目的をもった共同の仕事をするとき器官という。 多細胞生物において、いくつかの組織が集まって一定…