太陽凝視を行っている鍼灸師の話 “総括編”

初めての方は、序文 https://tuyukusanotuyu.hatenablog.jp/entry/2016/10/03/185019 からお読みください。

自凝(おのころ)の強化 “その七” 下等な左右相称動物

 単細胞生物からある程度進化すると、下等な左右相称動物が登場します。

 

 用語解説

左右相称動物とは(さゆうそうしょうどうぶつ、Bilateria)は、海綿動物と刺胞動物を除く大部分の後生動物からなる動物の分類群である。

大部分の種類は、体が3つの胚葉(内胚葉・中胚葉・外胚葉)からなる(三胚葉性)。ほとんどのものが左右相称またはほぼ相称である。例外は棘皮動物で、成体は放射相称であるが、幼生は左右相称である。一部の原始的形態のもの、寄生性などの特殊なものを除き、左右相称動物には口と肛門が別になった完全な消化管がある。

多くの左右相称動物には体内の空隙、すなわち体腔がある。かつては無体腔動物は別の系統と考えられたが、現在では無体腔動物の主要な門(扁形動物と腹毛動物)では、体腔が二次的になくなったと考えられている。体腔が初期から存在した証拠としては、知られている最古の左右相称動物であるベルナニマルキュラ (Vernanimalcula) が空隙のような構造を持っていたらしいことがあげられている。

左右相称動物は、少なくとも2つの上門 (superphylum)、後口動物と前口動物に分けられる。これらの間には、胚発生のしかたなど、多くの違いがあり、特に、最初の開口部(原口)が前口動物では口に、後口動物では肛門になる。

さらに現在、前口動物を少なくとも2つの上門、脱皮動物と冠輪動物に分ける説が有力である。また前口動物のもう1つの上門 Platyzoa(扁形動物上門)を認める説があるが、これも冠輪動物に含める説もある。毛顎動物は特に分類が難しく、従来は後口動物に入れられていたが、現在では前口動物に入れる説が有力である。(Wikipediaから引用)

 

 参考のために生物の分類

 

原生動物 アメーバ、ゾウリムシ、ミドリムシ、ホシズナ等、 
海綿動物 カイメン等、 
腔腸動物 クラゲ、イソギンチャク、サンゴ等、 
有櫛動物 ウリクラゲ、フウセンクラゲ等、 
扁形動物 プラナリアコウガイビル、ヒラムシ、その他ほとんどの寄生虫等、 
曲形動物 スズコケムシ等、 
紐形動物 ヒモムシ、ハリヒモムシ等、 
袋形動物 ハリガネムシ、イタチムシ、ワムシ、線虫、コウトウチュウ類、トゲカワ類、コオラムシ等 
環形動物 Kellyさんとの会話でよく登場したミミズ、ヒル、ゴカイ君達の仲間(笑) 
節足動物 エビ、カニ、昆虫類等、 
軟体動物 巻貝、二枚貝、イカ、タコ等、 
星口動物 スジホシムシ、タテホシムシ等のホシムシ類 
触手動物 コケムシ、シャミセンガイ、ホウキムシ等、 
棘皮動物 ウミユリ、ウニ、ヒトデ、ナマコ等、 
原索動物 ホヤ、サルパ、ナメクジウオ等、 
有髭動物 ヒゲムシ類等、 
半索動物 ギボシムシ類等、 
毛顎動物 ヤムシ類等、 
そして、脊椎動物の、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類

 

 今回は“改”で取り上げた、ヨヴァン・ハッジの繊毛虫起源説、そこにおける一個体内の磁束の強化と変容について述べます。

 

 用語解説

ヨヴァン・ハッジの“繊毛虫起源説”は、多核(核を細胞中に複数もつ)性の繊毛虫類(ゾウリムシ、ラッパムシ、ツリガネムシ、テトラヒメナなど)から、下等な左右相称動物(扁形動物・プラナリアのような三胚葉動物)が生じ、その中から放射相称動物が生じたというものです。 

 用語解説

扁形動物は、扁形動物門(へんけいどうぶつもん、Platyhelminthes)に属する動物の総称で、プラナリア、ヒラムシ、コウガイビル、サナダムシなどが扁形動物門に属する。「扁形」と呼ばれるようにこの門の動物は平らな形をしている。循環器官や特別な呼吸器官を持ってはいない。血管やえらがなく、体に栄養や酸素を運ぶには拡散に頼っている。種類によっては平たくなったり、細長くなったりする。太くなったり、丸くなったりすることは構造上ほとんど不可能である。 扁形動物は左右相称の体を持つ動物(ビラテリア)の中では非常に原始的な特徴を持っている。渦虫綱のものは、ほとんどが自由生活であり、大部分が水中生活をするが、それ以外の綱に属するものは、全てが寄生生活であり、体の構造の単純化が著しい。 
 特徴として、左右相称で、前後と腹背の区別がある。自由生活のものでは、眼点や平衡胞、触覚器などを備えた頭部があり、内部には神経の集まった脳が形成される。寄生生活のものではそれらはほとんど退化し、その代わりに吸盤など体を固定するための器官が発達している。 
 内部は三胚葉性であるが、それ以外の三胚葉性動物とは異なり、その中胚葉は筋細胞と間充織が表皮と腸管の間を埋める状態にある。体腔がないので無体腔動物と呼ばれる。腸管は袋状で、出入口が一緒になっているため口と肛門が同じである。消化管は分枝して体内に広がり、各部で消化吸収が行われる。ただし、無腸類では消化管は腔所として存在せず、多核で細胞の区別がない合胞体になっている体内に食物を取り込み、細胞内消化する。なお、吸虫では消化管は残っているが、条虫では完全に退化している。 
 神経系は中枢神経と末梢神経が区別でき、また頭部には脳が形成される。そこから後方へ左右一本の側神経が後方へ伸び、ほぼはしご型神経系に近いが、体節的構造がはっきりしないため、かご型神経系と呼ばれる。 
大部分では体内受精が行われ、交尾器が発達しているものが多い。生殖は分裂などの無性生殖(無性子)と卵などを産む有性生殖(有性子)の二種類がある。卵は5~8匹孵り1つの卵の中に卵細胞がいくつか入っているものもある。また、寄生性のサナダムシ類や吸虫類には、幼生が多胚形成などによって無性的に増殖するものがある。渦虫綱のものにも分裂で増殖する種が多く、それらでは再生能力も高い。(Wikipediaから引用) 

繊毛虫起源説”で述べられている「多核の細胞」、これについては、細胞と細胞核の二重コンデンサーの構造が複雑になり、さらに、細胞核内の遺伝子によって構成される磁性も多様化し、多方向になり得るので、その細胞が発現する磁束も多様化すると考えられます。 
 又、発生する磁束は、細胞の中心の磁性に対し、磁性に極性があるからこそ、方向性を持つことが考えられますし、その多核の細胞内での磁束は、外界の刺激、例えば捕食や、他の生物の発振、発信する電磁波などで細胞内に発生する電磁誘導が生じ、その磁束そのものが細胞自体の中心の磁束に対し、方向性を持ち、新たなアミノ酸の結晶化を引き起こし、タンパク質の合成になり、今までと違う組織が出来上がる。 
 そして一個一個の核に発生する磁束は、細胞が持つ中心の磁束を通り抜けるので、電磁誘導を起こす。

(閉じた回路に鎖交する磁束が時間的に変化するならば、その磁束の変化を打ち消すような起電力が生ずる。ファラデーの法則) 

生物が進化していった背景には、細胞内の磁束の変化により起電力が生じ、新たな電磁誘導を起こして行き、違う種類の蛋白質の合成(アミノ酸の結晶化)が起き、高次の組織が出来上がるという私見をもっています。

 

 それと、下等な左右相称動物(扁形動物・プラナリアのような三胚葉動物)は、繊毛虫類(ゾウリムシ、ラッパムシ、ツリガネムシ、テトラヒメナなど)より、一個体の大きさが大きいので、“上”からの荷電粒子の取り込みの量と、繊毛虫よりもタンパク質が高分子化しているので、感応する振動も違っている、そうやって下等な左右対称の生物が発生したと考えられます。 

 

 以下、画像で意味を示します。

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