太陽凝視を行っている鍼灸師の話 “総括編”

初めての方は、序文 https://tuyukusanotuyu.hatenablog.jp/entry/2016/10/03/185019 からお読みください。

自凝(おのころ)の強化 “その八” 脊索から脊椎

 先回取り上げた下等な左右相称動物(扁形動物・プラナリアのような三胚葉動物)、そして環形動物(ミミズ、ヒル、ゴカイ君たち)は、外見が縦長の生物です。 

 生物一個体が縦長であるということは、肉体を構成する生体物質が電荷をもっていることにより、縦長の縦方向に磁束が発現することが考えられます。

 この縦方向の磁束は、生物一個体内の中心に灰分(かいぶん)(Ca(カルシウム)P(リン)Mg(マグネシウム)K(カリウム) 微量のAl(アルミニウム)Fe(鉄)Zn(亜鉛)Si(珪素)Na(ナトリウム)それらの化合物)を集める。 

またこれらの元素を含んだタンパク質を作り上げていくものである。

 それが、扁形動物から環形動物から、もう少し進化した原索動物のナメクジウオの違いとなり得る。

ナメクジウオは、脊椎の前段階である脊索の発現が見られます。

 

 用語解説

 脊索(せきさく)は全ての脊索動物で見られる柔軟な棒状体である。これは中胚葉由来の細胞から構成され、胚の初期の軸を規定する。かつて原索動物と言われた群では成体までこれを維持する例がある。下等な脊椎動物では一生にわたって体の主軸を支えるが、高等な脊椎動物では脊椎と置き替わる。

これの出現は神経管と同期している。神経溝の腹側の内胚葉は軸方向に肥厚する。この肥厚は溝を作り、その縁が近づいていき、内胚葉から分離して細胞の棒状の塊(脊索)となる。一般的には脊索は、神経系を誘導する形成体であると考えられている。

高等脊椎動物では将来の脊椎の全ての長さを通して延び、中脳の前端まで届き、そこで将来の蝶形骨の鞍背となる領域で鉤様になって終わる。脊索は始め神経管と卵黄嚢の内胚葉の間にある。しかしすぐに、内側へ成長しそれを囲む中胚葉によって分離される。神経管と脊索を囲む中胚葉から、頭蓋骨と脊椎、そして脳膜と脊髄が発生する(Wikipediaから引用)。

 

 用語解説

 脊索動物(せきさくどうぶつ)とは動物の分類群のひとつで、トカゲ、ヒトなど脊椎(背骨)をもつ動物である脊椎動物と、それと近縁な動物群である原索動物(ナメクジウオなどの頭索動物と、ホヤ類などの尾索動物(被嚢動物)を指す)を合わせたものである(Wikipediaから引用)。

 

この脊索から脊椎への進化、これは“上”からの振動を取り込むための肉体における縦の磁束、この磁束のローレンツ力により“上”からの荷電粒子は引き寄せられて回転を始め、霊の発現の強化、心(靈)の進化となり得るものです。