自凝(おのころ)の強化 “その四” 生命の活動は生体内電流の変容となる
生物学には、生命活動、生命維持活動という概念があります。
※ 用語解説
- 生命活動とは生物、または生物における臓器や細胞などの組織が、生命を維持するために営む活動。
- 生命維持活動とは、生物が生きるために必要な、食事・睡眠などの行為、また、心臓の拍動・呼吸・筋収縮・消化・排泄などの生理機能の意。
この二つの概念は、生体内電流の変容と強化について解説されておりません。
著書で述べたとおり、生物の死は生体内電流の消失であるし、死んだら心(靈)はもうそこにはいない。
これは霊が荷電粒子の回転であり、それが物質である肉体にとどまらないから、その生物は死んだと認識され、
またこのことは、たった今の平均的地球人の霊的成長度における観察行為ではしっかり霊を認識できない、言葉でしか知らない人が大多数、という現状があり、同じく平均的地球人である学者においてもそれは同様で、だから霊の本質を見いだせないし見出そうとしていないものであるという私見を持っております。
本題に戻り、生命活動と生命維持活動、これは、下等な生物を見ると、動くことと異物の取り込みから始まるのだと思えます。
単細胞生物のある程度進化した原生動物(鞭毛虫綱(ミドリムシなど)、肉質虫綱(アメーバ、有孔虫など)、胞子虫綱(マラリア原虫など)、繊毛虫綱(ゾウリムシ、テトラヒメナなど))は、運動し、異物の取り込みを行うことが知られていますが、動くこと事態が先回取り上げた活動電位によることであり、捕食の始まりである異物の取り込みは、細胞内での物質的変化とそれに伴うこととして、異物が電荷をもっていることによる電磁誘導がおき、アミノ酸の結びつきが励起され、細胞内の組織の作り変わりが起きるものである。
そしてこれが原生動物より進化した多細胞の生物においてどういった変化をもたらすのか、それについては次回から述べることとさせてもらいます。