太陽凝視を行っている鍼灸師の話 “総括編”

初めての方は、序文 https://tuyukusanotuyu.hatenablog.jp/entry/2016/10/03/185019 からお読みください。

自凝(おのころ)の強化 “その二” 細胞極性と細胞骨格

 細胞自体が持つ電気特性と遺伝子が持つ電気特性は、生物一個体が受ける荷電粒子の影響と、生物個体内の電界と磁界によってアミノ酸の合成をしてタンパク質を構築するものである。

 これは単細胞生物原核生物から同じく単細胞生物の真核生物への進化でも見られ、その理由は一個体の大きさの変化、これは電気容量の増大であり、“上”からの荷電粒子、地磁気、などの影響をより受けやすくなり、生物の個体そのものが小さいならば、その生物の持つ電気容量は小さく、その個体が持ちうる電気容量が小さければ、当然、小さい個体が発生する電気特性は小さいし、単純でもある。 また、その個体外から受ける荷電粒子の影響による電磁誘導も小さい。

 しかし、単細胞の原核生物から単細胞の真核生物という進化の過程においても、上記の事柄でタンパク質の高分子化が起きるものであると推察されます。

 また先回の、群体と多細胞においても、一個体の電気特性は変容と強化があり、それによって生じるのが、表題の細胞極性と細胞骨格であるとの私見を持っています。

 

 ちなみにこれらのことは、“行”による“身魂磨き”=(生体内電流による)肉体組織の結晶化、と、“気血栄衛(營)”(取り込んだ振動で心(靈)と体が創り変わる)を理解するために必須のことです。

 

 細胞極性(さいぼうきょくせい cell polarity)とは、

細胞がもつ空間的な極性の総称で、生体物質により構成されている細胞膜や細胞内の成分は、細胞内に均一に分布しているわけではなく、ある偏りをもって存在しており、これらによって極性が生じる。ものであり、その極性は、細胞の空間的な制御において重要な役割をもつ。ある程度進化した生物に発現する上皮細胞や神経伝達を担うニューロンなどでは、細胞内の諸装置や分子群が秩序正しく空間的に配置され、これを極性と総称するが、これは細胞が正常に働くために必須の性質で、生体物質が電荷をもっていることに由来するものである。

(生体物質については  生体物質の発生 を参照のこと)

 

 細胞骨格(さいぼうこっかく cytoskeleton )とは、

細胞質内に存在し、細胞の形態を維持し、また細胞内外の運動に必要な物理的力を発生させる細胞内に存在ずるタンパク質性の線維状の構造で、細胞内での各種膜系の変形・移動と細胞小器官の配置、また、細胞分裂、筋収縮、繊毛運動などの際に起こる細胞自身の変形を行う重要な細胞小器官のこと。

細胞骨格はすべての細胞に存在している。 かつては真核生物に特有の構造だと考えられていたが、最近の研究により原核生物細胞骨格の存在が確かめられた。