太陽凝視を行っている鍼灸師の話 “総括編”

初めての方は、序文 https://tuyukusanotuyu.hatenablog.jp/entry/2016/10/03/185019 からお読みください。

生体物質の発生

 地球上で進化してきた生物は肉体を持っています。 肉体を構成する物質を生体物質と呼称します。 以下、生体物質についてWikipediaから引用します。

 

生体物質(せいたいぶっしつ、living substance, biological matter)は、生物の体内に存在する化学物質の総称。

生体を構成する基本材料である生体高分子(核酸、タンパク質、多糖)や、これらの構成要素であるヌクレオチドヌクレオシドアミノ酸、各種の糖など、ならびに脂質やビタミン、ホルモンなどを指す。炭素と水素を中心に、窒素・酸素・リン・硫黄を構成元素とする物が多い。また、ヘモグロビン葉緑素など、金属元素を含むものも存在する。

 

 進化のはじめの段階として、原初地球上において生物が発生したとされています。

このことを証明する有力な学説は、海水に溶けた有機物に化学的な変化があり、最初の生命が発生して、さらにそれが進化して今の地球上のすべての生物になった。 

 またこれは、生物の肉体の原子組成は海水のそれと類似している事を根拠としている学説でもあります。

 

 この学説は海中に溶けた有機物の化学的変化によって生命は誕生したということですが、それを実証するために、1953年にシカゴ大学ハロルド・ユーリーの研究室に属していた、スタンリー・ミラーが行ったユーリー・ミラーの実験があります。

 その実験の内容は、原始地球環境、太古の地球上の海と大気をモデル化し、有機化合物を人為的に合成した実験で、地球上の有機化合物の起源を証明したとされており、生物の発生、誕生につながる重要な問題と認識されています。
 具体的な実験の詳細は、水、水素、アンモニア、メタン、簡単な分子の混合物を、無菌化したガラスチューブに入れ、水を熱し水蒸気でガラスチューブ内を循環させ、水蒸気と、水素、アンモニア、メタンが混合している部分で、 雷に似せた火花放電を行った(6万ボルト相当の電圧)。

その結果、ガラスチューブ内の水中にアミノ酸が出来、同時にアルデヒドや青酸等、複雑なアミノ酸、有機酸、糖類などが、生成された事が確認された。

実験の結果として、少々乱暴な表現を使うとこうなります。

 

水、水素、アンモニア、メタン 

+ 

雷に似せた火花放電、6万ボルト相当の電圧と加熱

アミノ酸アルデヒドや青酸等、複雑なアミノ酸、有機酸、糖類などの発生、いわゆる生体物質

 

 ユーリー・ミラーの実験は、簡単な物質から、複雑な有機分子、生体物質が生成する事を示し、さらにこの実験ののち、放電や加熱以外にも、紫外線、放射線等が試験され、その実験の結果で、それらも有機物合成に関わっている事が証明されました。

 

 地球上で進化してきた生物は肉体を持っています。 

 その肉体を構成する物質を生体物質と呼称しますが、先の実験で証明されたような過程を経て、下等な生物が地球上で発生し、それが進化して今の地球上の生物すべてになったとされていますし、地球上のあらゆる生物の肉体を構成する生体物質は、こういった実験の過程を経て原始地球上で生成されたと考えられています。

 

 そこでアタシ的に、この実験過程においてあまり着目されていない点を指摘させてもらいます。

 

 先の実験の概要は、

“簡単な物質から、複雑な有機分子”

が出来た証明をしたのですが、これは、

“放電や加熱、紫外線、放射線等”

この要素があったからでもある。

 

 この放電と紫外線、放射線はすべて荷電粒子である。 

 あらゆる物質は電荷をもっているので、荷電粒子の影響を受ける。 

 また地球上には、太陽からの電磁波も降り注がれ、さらに宇宙線、あるいは他天体からの電磁波の影響もある。

 

 これらを総称して“続”では、

“上”(宇宙の中心と太陽)からの荷電粒子の振動、天意、

あるいは、

“天津御空(あまつみそら)”、“上”からの振動、“創造”の“主(ヌシ)”の思惑を含んだ荷電粒子、

と定義づけています。

 

 いわゆる、神の思惑の顕現が生物の発生であり、その点で、先の実験で証明された生体物質の発生は、“創造”の“主(ヌシ)”の意図するものである。

 そして“簡単な物質”から肉体の構成物質の生成に加担した、いわゆる“創造”に関わったのは“上”からの荷電粒子である、と結論付けることが出来ると思います。

 

 次回は、“続”で解釈を行なった“日月神示”の日月の巻、これに登場した“おのころ”、これはタンパク質の高分子化を示す意味合いであると解釈しておりますが、これについて述べることとさせてもらいます。